今回は、”工事が始まってからの注意点やポイント”についてお話しさせていただきます。
外装リフォーム工事となると1、2日で終わる工事ではなく施工期間が長い工事です。
全ての作業が野外で行われる為、施主様が在宅していなくても工事は進められていきます。
但し、全てを職人任せにしてしまうのものちのトラブルの原因になったりすることもあり得ます。
在宅しておくべきタイミングや、外出時の注意点などをご紹介していきます。
1、外装工事は外出してても大丈夫。
弊社も着工前にお客様によく
「工事中は家に誰もいなくても大丈夫?」
と聞かれることが多いのですが、
原則、大丈夫です。
壁紙の張り替えやキッチンの交換などの内装工事は、基本的に施主様が在宅していないとできない工事ですが、
外装工事の場合は施主さんがいなくても殆どの作業を進めることができます。
施主様が在宅時ではないと工事できない内装工事とは違い、家の外で行う外装工事は在宅の必要性が低い工事と言えるでしょう。
2、在宅できない場合は、作業内容を把握しておこう
殆どの作業が、施主様の不在で行えますが、施主様がいないと作業を進めることができない場合もございます。
例えば、建物の周りにある植木鉢や物置などの私物は原則職人が勝手に動かすことはございません。
必ず職人から移動の許可を求められます。
許可をもらえないとその周りだけ施工できずに後回しになってしまい、二度手間三度手間となり工期が延び予算も上がってしまう場合がございます。
外装工事のうち施主様在宅でなければ行えない作業が何なのかを知り、工事スケジュールの中で不在になる日があれば、予め担当者又は職人に伝えておきましょう。
もし工事中にやむを得ず出張や旅行、冠婚葬祭などの予定で長期間不在になるタイミングがあれば、工事前の打ち合わせの際に伝えておきましょう。
不在のタイミングを職人に前もって伝えておくことによって、施主様の許可がなければ進められない箇所や、施主様の協力がないと行えない作業を先に済ませるなどして、施主様のスケジュールを優先して円滑に工事が進められます。
3、外出する際は戸締りはしっかりと!
外出する際には、玄関・窓の戸締りはしっかりと行なってください。
足場が架けてある間は大変危険です、普段は登れない二階の窓やベランダに足場を使って侵入することができてしますので、
空き巣に狙われてしまう可能性もあります。
又、職人が作業に集中してしまい、空き巣被害に気付かなかった。なんて事が起こってしまった場合施主様と業者間のトラブルになりかねません。
なので玄関と窓の戸締りはしっかり行いましょう。
3.5、雨戸やシャッターなどの塗装するものには鍵をかけないで!
外出する際には戸締りはしっかりと!と申しましたが、
昼間は塗装する雨戸やシャッターは鍵を閉めないでください!
高圧洗浄・養生・塗装まで全ての工程で動かしたり外したりしますので、鍵がかかってしまっていると作業ができなくなってしまいます。
4、洗濯物の干しっぱなしに注意
工事期間中は洗濯物は原則部屋干しとなってしまいますが、
ある程度工事が進んで窓周りの養生が取れた頃になるとやはり外で干したくなってしまいますよね。
しかも日曜日などの工事自体がお休みの日なら尚更外に洗濯物を干したくなりますね!
弊社では作業を行わない日曜日などで窓の養生の撤去が終わった場合に限り外で干していただくのは大丈夫なのですが、
次の日の工事を行う日にも干しっぱなしですと気付かずに作業を行なってしまい、埃やペンキで汚してしまう可能性もございます。
円滑に作業を進めるためにも洗濯物の干しっぱなしには注意してください。
5、工事工程を把握して在宅できる日があれば担当者に伝えよう!
工事の工程を把握しておくと、工事中に在宅すべき日がいつなのかわかるようになり、外装工事期間中でも仕事や外出のスケジュールをスムーズに立てやすくなります。
ご自宅の外装工事にかかる期間は、打合せの際に業者から説明されますので、工事着工日から完了までどのくらいの作業期間になるか、必ず目を通しておきましょう。
又、在宅できるタイミングを担当者か職人に前もって伝えておくことによって、施主様の許可がなければ進められない箇所や、施主様の協力がないと行えない作業を先に済ませるなどして、施主のスケジュールを優先して円滑に工事が進められます。
6、わからない事の確認はその日のうちに!
工事期間中にわからない事、疑問や不安が色々出てくると思います。
一人で全部考えずわからない事や疑問点はその日のうちに職人や担当者に確認をとりましょう!
原則一日で1工程ずつ進んでいくので、明日聞こうと思っていたらもう手遅れで、もう一度同じ工程をするなら追加料金がかかってしまう場合がございます。
工事は常に進んでいますので疑問や気になったことはその日のうちに、できればその場で確認しましょう。
7、口頭での契約変更は絶対にNG
もし職人もしくは担当者から作業内容を変更したいと言われてもその場ですぐ返事はしないようにしましょう。
最終支払額が契約時と変わらない様な臨機応変に対応した工事なら大丈夫かもしれませんが、
使用する塗料の変更や予定していない箇所への塗装などを尋ねられた時はちゃんと話し合った上で、書面の契約をし直しましょう。
もし口約束でOKしてしまうと仕上がりイメージと大きく違いが出てしまったり、予算を超える追加工事の請求などをされても
施主様から了解を得たからやったのだからと、トラブルの原因にもなりかねません。
金額が変わる様な工事内容の変更があった場合には必ず書面で追加工事の契約を交わしましょう。
まとめ
いかかでしたか?
工事を円滑に進めるコツは
- できるなら在宅をして毎日職人から今日の作業内容と明日の作業内容のなどの進行状況の報告を受けましょう。
- 外出する場合は戸締りをしっかりと行いましょう。但し雨戸やシャッターの鍵は閉めないでください。
- 洗濯物の干しっぱなしに注意しましょう
- わからない事や、疑問に思ったことはその日のうちに職人又は担当者にすぐ確認しましょう
- 額面の変わる契約変更は必ず書面で契約を交わしましょう。
以上の点を注意して在宅しておくべきタイミングや不在にする時に必要な準備などの基礎知識を押さえて、工事期間中も心配なく生活できるようにしましょう。