皆様、いつもお世話になっております(^⁻^)
屋根には”棟板金”という場所があります。
聞き慣れない部分かもしれませんが、屋根の面と面をつなぐとても大切な金属部分なのです。
そんな棟板金について、劣化症状・原因や修理についてお話いたします☝
棟板金の耐用年数 ~メンテナンスのタイミング~
主流となっている「ガルバリウム鋼板製の棟板金」は10年~15年程度と言われております。
棟板金は日々の暮らしの中で一番風や太陽熱の影響を受ける場所なので、劣化・不具合が発生しやすいのです。
よく強風や台風が過ぎた後に、棟板金が浮いた・剥がれた・飛ばされたとのご相談をいただきます。
そのようなことになると、家自体は雨漏りの恐れがありますし、棟板金が飛散して建物や人を傷つけてしまう可能性もあるのです💦
そうなる前にメンテナンスをしっかりと行っていきましょう!!
棟板金の劣化症状 ~その原因も見ていきましょう~
☑釘の浮き
棟板金の剥がれや飛散の主な原因は”釘の浮き”と言われています。
釘が浮く大きな原因は「熱による膨張」です。太陽熱を受けて棟板金自体が膨張するので、その膨張により釘が浮いてきます。
その逆に、寒くなり温度が下がると浮いた釘をのこしたまま棟板金は収縮し、元の大きさに戻ります。
このように棟板金の収縮が繰り返されることによって徐々に釘の浮きがひどくなり、画像のように釘自体が抜けてなくなってしまっているなんてこともあるのです。
☑貫板(下地)の劣化
棟板金の下にある貫板という下地材の劣化により、釘の浮きを誘発・加速してしまう現象です。
先程の収縮により釘穴が広がり、棟板金の内側に雨水が浸入→腐食となり、釘の浮きや抜けに繋がっていきます。
☑棟板金の浮きや剥がれ、飛散
棟板金を固定している釘の浮き・抜けが進むと、棟板金自体が貫板から浮く・剥がれるという現象が起こります。
気付かずに放ったままにしてしまい、強風・台風などのタイミングで飛ばされてしまうなんてことも😱
こうなると棟板金自体はもちろん、貫板(下地)の交換も考えましょう!
そしてこうなった屋根は貫板(下地)に直接雨があたり濡れてしまうため、雨漏りの原因になります💦
一気に屋根の劣化が進み、100万円以上もの大金がかかる屋根全体の葺き直しが必要となってしまうこともありますので、
棟板金の劣化は見逃さないよう、定期的な確認・点検を行いましょう!
耐用年数、劣化症状や原因についてお話させていただきましたが
いかがでしたでしょうか💡
あまり聞き慣れない”棟板金”ですが、非常に大事な部分だということが分かっていただけたかと思います。
ですが、棟板金だけの工事をするとしても、足場の設置が必要となり、それだけで高額な費用がかかってしまいます。
耐用年数でも説明しましたが、棟板金は10年~15年程でメンテナンスが必要なので
外壁や屋根の塗装時期とほぼ同じということになります!なので足場費用を考えても、同時にメンテナンスすることをおすすめします。
もちろん棟板金の劣化にも目を光らせていただきたいですが、より分かりやすい外壁の劣化が見られたタイミングで
一緒に棟板金も点検してあげてくださいね!
弊社では外装リフォーム全般を承っておりますし、棟板金に関しても多くの実績がありますので
安心してご相談・お問合せください☆
・・・最後に、先日施工した「埼玉県日高市W様邸」の棟板金交換工事(屋根塗装工事も)の施工実績ページを😊
→ →埼玉県日高市W様邸 棟板金交換・屋根塗装工事 施工実績
状況によっては、火災保険が使える場合もあります!
火災保険に関しましても、実績が多数ありますので、お気軽にお声がけくださいね✋
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